令和5年度 全国学力・学習状況調査の結果(2)

4／28

■様似中学校
◆教科に関する調査(平成29年度から北海道と市町村の数値は整数での公表となっています)

▽国語

全国よりも正答率が高かったのは、「事象や行為、心情を表す語句について理解している。」、「自分の考えが伝わる文章になるように、根拠を明確にして書くことができる。」などで、下回っていたのは、「具体と抽象など情報と情報との関係について理解している。」、「読み手の立場に立って、叙述の仕方などを確かめて、文章を整えることができる。」などです。

▽数学

全国よりも正答率が高かったのは、「問題場面における考察の対象を明確に捉えることができる。」、「与えられた表やグラフから、必要な情報を適切に読み取ることができる。」などで、下回っていたのは、「ある事柄が成り立つことを構想に基づいて証明することができる。」、「累積度数の意味を理解している。」、「4分位範囲の意味を理解している。」などです。

▽英語

全国よりも正答率が高かったのは、「情報を正確に聞き取ることができる。」、「日常的な話題について、短い文章の概要を捉えることができる。」などで、下回っていたのは、「日常的な話題について、自分の置かれた状況などから判断して、必要な情報を読み取ることができる。」、「未来表現の肯定文を正確に書くことができる。」などです。

◆質問紙調査
生徒質問紙(抜粋)…あてはまる、どちらかといえばあてはまると回答した割合

全国と比べて、○は良かった項目、●は悪かった項目

■様似町の状況
小・中学校に共通する点として、「朝食を毎日食べている」など生活習慣に関する回答は全国平均に比べて低くなっていますが、「学校に行くことが楽しい」、「友だち関係に満足している」など学校生活に関する回答する割合は全国平均より高くなっています。
また、小学校では、「将来の夢や目標を持っている」と回答した児童は全国平均より低かったものの、中学校では全国平均を若干上回っていますが、小学校、中学校ともに「平日の家庭での学習時間が30分より少ない」、「平日の家庭での学習を全くしない」を合わせた割合が全国を大幅に上回っており、このことが全国との学力の比較で下回っている大きな要因と考えられます。

問い合わせ：教育委員会生涯学習課学校教育係
【電話】36-2521